2021年10月01日
2021 年第 38 週(9 月 20 日~9 月 26 日)
〈新型コロナウイルス感染症に関する情報〉
兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は、今週 1,168 人(先週 2,067 人)で、第 34 週をピークに減少が継続しています。
兵庫県など 19 都道府県に発令の緊急事態宣言が 9 月 30 日で解除となりますが、阪神、東播磨地域では、新規感染者数が依然として多い状況にあり、ここで気を緩めるとリバウンド(再拡大)につながります。
宣言解除後も引き続き、危機感をもって感染防止対策の徹底をお願いします。
県知事メッセージ「気を緩めず、感染再拡大へ警戒を!」が、以下より発信されています。
>>詳細はこちら
兵庫県の「新型コロナウイルスに感染した患者の状況」が >>詳細はこちら からご覧になれます 。
また、新型コロナウイルスに関する厚生労働省、国立感染症研究所、兵庫県の情報が、兵庫県立健康科学研究所 感染症部のホームページ >>詳細はこちら からご覧になれます。
定点把握感染症
~手足口病~
明石市で、定点あたり患者数が警報レベル開始基準値である 5.0 人以上となっています。
~水痘~
丹波保健所管内で、定点あたり患者数が注意報レベル基準値である 1.0 人以上となっています。
全数把握感染症
~カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症~
今週 3 人(先週 1 人)の報告があり、今年の累積患者数は 53 人となりました。
その内訳は、男性 31 人、女性 22 人で、60 歳以上が 94%を占めています。
菌種別では Klebsiella aerogenes が 17 人、 Klebsiella pneumoniae が 14 人、 Enterobacter cloacae が 13 人、Escherichia coli が 8 人、 Klebsiella oxytoca 、Morganeiia morganii、Providencia stuartii が各 1 人から検出されています(2 菌種重複 2 人)。
感染原因別では、以前からの保菌が 16 人、手術部位感染が 6 人、医療器具関連感染が 9 人から報告されています。
施設や病院での感染を防ぐために、手洗いの励行に加えて、ドアノブやベッド柵、水回りの環境などを介しての接触感染を防ぐことが重要になります。
【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2021年9月30日更新)