2023年01月06日
2022年 第52週(12月26日~1月1日)
〈新型コロナウイルス感染症に関する情報〉
兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は今週 42,949 人(先週 45,428 人)で、対先週比 0.9倍となりました。
年齢別においては、40 歳代が 16%と最も多く、10 歳代及び 30 歳代が 14%となっており、30 歳代以下の世代の占める割合が 52%となっています。
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は減少しましたが、年末年始であった影響もあり、今後の感染状況は引き続き注視していく必要があります。
また、インフルエンザも流行開始の目安である定点あたり患者数 1.0 人を超え、同時流行が懸念されます。感染症の拡大を防ぐためにも、今後も引き続き基本的な感染症対策や積極的なワクチン接種をお願いします。
※2022 年 9 月 26 日(月)から全国一律で全数届出の見直しが行われたため、集計方法が変更になりました。
(健康フォローアップセンター等からの報告数を含めています。)
定点把握感染症
~インフルエンザ~
定点あたり患者数は、今週 1.27 人(先週 0.78 人)と増加し、流行の目安である定点あたり 1.0 人を超えました。
県下 17 保健所では、尼崎市、姫路市、西宮市、明石市、宝塚、加東、朝来、洲本保健所管内が、定点あたり患者数 1.0 人を超えています。
今週の患者 253 人の年齢分布は 10~14 歳 53 人、15~19 歳 38 人、7 歳 20 人の順で多くなっています。
また、当研究所では今シーズン、県内の患者からAH3 亜型(A 香港型)8 件のインフルエンザウイルスを検出しています。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。
【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2023年1月6日更新)